モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

2016-01-01から1年間の記事一覧

冬のトキワシノブ2016年末

冬のトキワシノブ(12月31日) 冬のトキワシノブです。 お正月のシダといえば ウラジロ(裏白)ですが ウラジロを鉢植えにする人は あまりいませんね。 かわりといってはなんですが おなじみ常緑のトキワシノブです。 ベランダの片隅で育てています。 冬の早…

街道をゆく28・苔と大紅葉

『街道をゆく28』は耽羅(たんら)です。 韓国の済州島は 古代、耽羅という国だったとのこと。 苔(コケ)と紅葉の記述がありました。 まずは苔。 「神仙島」より 「ただの地表から、 苔や草におおわれた 岩の道を淵まで降り、 あらためて見あげると、 淵は…

ハイゴケの観察2016年12月

ハイゴケの生長観察(12月16日) ハイゴケ(這苔)を ガラス保存瓶を利用した 簡易テラリウムで育て 生長を観察しています。 もともとこのハイゴケは あまった苔玉用の用土から 自然に生えてきた苔です。 ベランダの半日陰に置いて たまに霧吹きで水をやりな…

イロハモミジ実生苗植え替え

イロハモミジ実生苗植え替え後(素焼鉢) イロハモミジの実生苗を 植え替えました。 発芽から9ヵ月ほど経過 赤く紅葉した葉が 3枚だけ残っています。 この実生苗はタネのときから 素焼鉢で育った苗なので 今回も素焼鉢に植え替えてみました。 2ヵ月前(2016…

モミジの植え替え時季

ヤマモミジ植え替え前(3号陶器鉢) ヤマモミジ植え替え(3号から4号へ) ヤマモミジ植え替え後(4号駄温鉢) モミジの植え替え時季です。 モミジ・カエデは紅葉が終わり 落葉するころから12月中が 植え替えの最適期となります。 モミジの鉢植えは 通常2年ご…

街道をゆく27・苔古び

『街道をゆく27』は因幡・伯耆と 檮原街道です。 苔(コケ)、羊歯(シダ)、紅葉(モミジ) に関する記述がありました。 まず最初に登場するのはシダ。 『因幡・伯耆のみち 人と物と自然』より 「かれは江戸期の人らしく、 年次計画をたてた。 まず砂ふせぎ…

モミジの葉(11月中旬)

モミジの葉(2016年11月17日) 紅葉の季節になりました。 公園のイロハモミジは 真っ赤に染まったものあり 赤や橙色の斑のものあり 場所によってはまだ半分が 緑の葉のモミジもあります。 私のベランダにある鉢植えのモミジは もう紅葉や黄葉は終わりですね…

ヤマモミジの紅葉(2016)

ヤマモミジの紅葉(2016年11月11日) ヤマモミジが紅葉? したようなのですが あまり美しくないです。 写真(1番目)のヤマモミジは うすい橙色で斑があるものと まだ色づきはじめなのか 黄色い葉のもののふたつ。 橙のヤマモミジはあまり綺麗でないうえに …

ヤマモミジの葉(11月初旬)

ヤマモミジの葉(11月4日) ヤマモミジの新葉(4月15日) ヤマモミジ(山紅葉)の葉 今日の様子(上の写真)です。 全体に黄色みがかったなかに 橙色の斑がたくさんあって なんだか残念な状態です。 もしかしたら 紅葉あるいは黄葉の 色づき始めなのかも と…

街道をゆく26・楓(カエデ)

『街道をゆく26』は嵯峨と仙台・石巻。 苔(コケ)、シダ、モミジが たくさん登場すると期待しましたが 楓と苔が一度登場するだけでした。 まず楓(カエデ)です。 「嵯峨散歩 水尾の村」より 「赤い鳥居のむこうに、 蒼寂びたわらぶきの茶屋があり、 鳥居の…

イロハモミジとヤマモミジ

イロハモミジとヤマモミジの葉 その違いがよくわからないので 『カエデ識別ハンドブック』で 改めて調べてみました。 まず モミジ(紅葉)と名のつくカエデの仲間は イロハモミジ(伊呂波紅葉) オオモミジ(大紅葉) ヤマモミジ(山紅葉) の3種類がよく知…

モミジ実生苗の育て方

【イロハモミジの実生】 イロハモミジを種(タネ)から育てる 実生苗の育て方です。 『カエデ、モミジ 』を参考にし 実際に毎年モミジのタネから育て続けて 内容を更新しています。 イロハモミジを実生で育てるのに 必要なものは 種、用土、鉢またはポットで…

モミジ鉢植えの育て方

イロハモミジの鉢植えを ベランダに置いての育て方です。 【イロハモミジとは】 イロハモミジ(別名イロハカエデ)は カエデの仲間(カエデ科カエデ属)で オオモミジ、ヤマモミジとともに 日本のカエデを代表しています。 イロハモミジは 日本のほとんどの…

モミジ鉢植えの作り方

イロハモミジやヤマモミジなど モミジ・カエデの鉢植えの作り方です。 カエデの仲間なら作り方は同じです。 『カエデ、モミジ 』を参考にし 実際に毎年モミジのタネから育てています。 ヤマモミジの紅葉 モミジの鉢植えなら ベランダの片隅でも 秋の紅葉はも…

イロハモミジ発芽から七カ月

イロハモミジ発芽から七カ月後の十月 イロハモミジの実生苗 発芽から七カ月経過 種をとりまきしてからだと まる1年を過ぎました。 ご覧のとおり イロハモミジの葉は ほとんど落ちてしまいました。 実生苗の細い幹のサイズは 長さは3センチから6センチほど 太…

街道をゆく25・掃苔

『街道をゆく25』は中国の閩(びん)。 現在の福建省です。 福建省は台湾海峡を挟んで 隣が台湾になりますね。 苔(コケ)は登場するのですが 中国ではやはり 取り除かれる存在でした。 「掃苔」という言葉があります。 掃苔(そうたい)とは 墓石の苔をきれ…

ヤマモミジと苔(10月)

ヤマモミジとホソウリゴケ(10月) ヤマモミジとジャゴケ(10月) ヤマモミジの鉢植えに 自然に生えた苔(コケ)が どんどん生長しています。 上の写真がヤマモミジと ホソウリゴケ(蘚類)。 下の写真はヤマモミジと ジャゴケ(苔類)。 2ヵ月ほど前の7月30…

イロハモミジの種をとりまき

イロハモミジの緑の種 イロハモミジの葉と種 モミジ、カエデの種は 九月下旬には熟しています。 今年もイロハモミジの種を とりまきしてみます。 上の写真が今朝とってきた イロハモミジの種と葉です。 下の写真のように モミジの葉の間に たくさん種がある…

モミジとカエデ

モミジ(もみじ)とは 「モミジ」とカタカナで書いたときは 植物の種類としてのモミジを意味し 「もみじ」とひらがなで書いたときには 風景としての紅葉(こうよう)や紅葉した葉 あるいは 紅葉する樹木の代表としてのモミジを あらわしているように思います…

街道をゆく24・苔むした

『街道をゆく24』は近江と奈良です。 「苔むした」という言葉が 二回使われていました。 まずひとつめ。 「近江散歩 寝物語の里」より 「関所跡の敷地を南にはずれると、 苔むしたようにして 中山道の切れっぱしが残っており、 古道に面して、 無人のわらぶ…

イロハモミジ発芽から半年

イロハモミジ発芽から六カ月後の九月 発芽から半年経過した イロハモミジの実生苗です。 葉がやけて傷んでいます。 既に落ちてしまった葉も たくさんありますね。 先月(8月14日)投稿の イロハモミジ発芽から五カ月 の写真とくらべると 葉の数がだいぶ減っ…

コケ(苔)とモミジ

出猩々(デショウジョウ)とコケ 出猩々(デショウジョウ)の鉢に ホソウリゴケらしき苔が まばらに生えています。 モミジの赤い葉は 紅葉しているのでは ありませんよ。 出猩々は春もみじと言われる イロハモミジ系のモミジです。 新芽から新葉は真っ赤に染…

街道をゆく23・葦(アシ)

『街道をゆく23』は南蛮の二回目 ポルトガルです。 残念ながら今回も 苔(コケ)もシダもモミジも 登場しません。 和風?な植物としては 葦(アシ・ヨシ)が登場します。 「リスボンの駅」より 「ポルトガル領に入ると、 牧草地には草がよく育ち、 点在する…

イロハモミジの樹皮に苔

イロハモミジの樹皮の苔 イロハモミジの樹皮についた 苔(コケ)の写真(上)です。 このモミジの木の高さは 3メートルほどでしょうか。 高さはさほどありませんが 幹回りは太いですね。 幹の一番太い部分は 大人でも腕をまわせないほどです。 樹皮は若いモ…

イロハモミジ発芽から五カ月

イロハモミジ発芽から五カ月後の八月 今年(2016年)の三月上旬に 発芽した実生苗のモミジです。 五カ月経過した今も 順調に生長しているようですね。 先月(7月10日)投稿の イロハモミジ発芽から四カ月 では葉焼けのため 赤茶けた葉が目立ちましたが 今は…

街道をゆく22・南蛮黍

『街道をゆく22』は南蛮です。 日本でいう南蛮というのは スペインとポルトガルのこと。 全編、フランシスコ・ザヴィエルと バスクの話になっています。 ザヴィエルはフランスとスペインの 国境線が走るピレネー山脈の スペイン側の麓にあるバスク地方 に生…

モミジの鉢植えの苔(コケ)

ヤマモミジの鉢のホソウリゴケ ヤマモミジの鉢のジャゴケ ヤマモミジの鉢植えに 自然に生えている苔(コケ) の紹介です。 上の写真はホソウリゴケ でしょうね。 私のベランダにある モミジ(カエデ)の鉢植えに 自然に生えるのは ほとんどが ギンゴケとホソ…

ベランダの苔玉のハイゴケは

プテリス(シダ)とハイゴケの苔玉 ベランダで育てている シダの仲間のプテリスと ハイゴケ(這苔)の 苔玉(こけだま)です。 プテリス・アルボリネアータは 斑入りの黄緑の葉を 元気にひろげています。 新しい芽も出てきて 濡れた葉は瑞々しく涼しげですね…

街道をゆく21・草苔

『街道をゆく21』は神戸、横浜 そして芸備の道です。 芸備(げいび)というのは 安芸(あき)と備後(びんご)で 現在の広島県にあたります。 芸備の道に 羊歯(シダ)と苔(コケ)に関わる 記述がありました。 まずは羊歯。 「元就の枯骨」より 「道をゆく…

イロハモミジ発芽から四カ月

イロハモミジ発芽から4カ月後の7月 イロハモミジの葉が 少し葉焼けしているようです。 今年(2016年)の三月に 種から発芽してから四カ月め。 先月(2016年6月12日)投稿した イロハモミジ発芽から三カ月 の写真と比べてみると だいぶ赤い葉が増えています…

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