モミジ鉢植えの育て方
イロハモミジの鉢植えを
ベランダに置いての育て方です。
【イロハモミジとは】
イロハモミジ(別名イロハカエデ)は
カエデの仲間(カエデ科カエデ属)で
オオモミジ、ヤマモミジとともに
日本のカエデを代表しています。
イロハモミジは
日本のほとんどの地域に分布し
山野に普通に自生しています。
家庭の庭、公園、日本庭園でも
庭木として人気があります。
イロハモミジの葉は小型で
掌状に切れ込み深く五から九裂し
裂片には重鋸歯、ギザギザがあります。
イロハモミジは秋の紅葉が美しく
紅葉する樹木の代表カエデ=モミジなら
そのモミジの代表がイロハモミジ
といえるかもしれません。
モミジについては
モミジとカエデをご覧ください。
【イロハモミジの育て方】
置き場所:
イロハモミジは日当たりを好みますが
夏の強い陽射しは葉やけをおこすので
寒冷紗やスダレで半日陰になるよう
調整する必要があります。
冬の間、日陰に置いた場合は
三月遅くともお彼岸までには
日あたりに置くようにします。
七月梅雨明け後は寒冷紗などで
日よけし半日陰にします。
九月下旬お彼岸を過ぎたら
寒冷紗をはずし、また日にあてます。
よく日にあてることが紅葉の条件です。
落葉後は日陰など管理しやすい
場所に置いて大丈夫です。
水やり:
イロハモミジの水やりは
鉢土の表面が乾いたら
鉢底から水が流れ出るほど
たっぷりと与えます。
基本どおりです。
肥料:
発酵油かすの固形肥料を
1月初めから2月末までと
5月下旬から6月末までの
年に2回施します。
固形肥料を鉢土の表面に置きます。
5号鉢(直径15cm)で3~5個が目安。
参考書籍:
『カエデ、モミジ (NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月)』