モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

2016-01-01から1年間の記事一覧

室内で育つ山苔と西洋シノブ

山苔(ヤマゴケ)と西洋シノブ 山苔(ヤマゴケ)と西洋シノブを ガラス鉢に入れて 室内で育てています。 だいぶイメージが違いますが 山苔はホソバオキナゴケ!? が徒長したものなんです。 西洋シノブはミニ観葉植物の ダバリアです。 もともとはとても小さ…

街道をゆく20・羊歯の大木

『街道をゆく20』は中国の蜀と雲南です。 蜀は現在の四川省成都付近の古称。 『三国志』の劉備玄徳が諸葛孔明の 天下三分ノ計により蜀漢を建国した地。 雲南とは雲嶺(四川省との境の山地)の南 という意味だともいわれますが 司馬さんは 「おそらく、雲にお…

室内で細長く伸びた苔とシダ

プテリス(シダ)と長く伸びた苔 室内の簡易テラリウムで 育てているシダと苔(コケ)の 根洗い風のガラス鉢植えです。 今年(2016年)1月に投稿した 冬でも瑞々しい苔とシダ から5カ月ほど経過した今も 元気に生長を続けています。 苔は以前よりもだいぶ伸…

イロハモミジ発芽から三カ月

イロハモミジ発芽から3カ月後の6月 今年(2016年)三月に 種から発芽した イロハモミジは 順調に生長しています。 三月上旬に芽が出始め 四月の上旬には 双葉の後から 切れ込みのあるモミジらしい 新葉にかわりはじめました。 その頃に投稿(2016年4月9日…

街道をゆく19・中国で苔は

『街道をゆく19』は中国の江南です。 江南は長江の南にある江蘇省蘇州や 浙江省杭州あたりのことのようです。 苔(コケ)や蘚苔類という言葉が 登場します。 まずは蘚苔類から。 「瓦流草」より 「言葉も美しく、さらには、 蘚苔類ほどに よわよわしくささや…

室内で育つ山苔(ヤマゴケ)

生長した山苔(ホソバオキナゴケ) 山苔(ヤマゴケ)は 室内のテラリウムの中で 順調に生長しています。 きれいな黄緑色で 苔の新芽というか新葉も どんどん伸びていますね。 写真でもわかると思いますが 山苔の葉先がガラス面に くっついてきました。 2013…

ベランダで育つトキワシノブ

トキワシノブの鉢植え トキワシノブは丈夫ですね。 ベランダに置いて育てていますが 元気に生長しています。 今から三年半ほど前の 2012年9月24日投稿の写真と 比べても状態はいいようです。 ベランダの半日陰になる場所に置いて 水やりをしているだけです。…

街道をゆく18・木洩れ日と苔

『街道をゆく18』の続きです。 前回(2016年4月24日投稿)の 街道をゆく18・苔を見たい で予告したとおり 今回は「木洩れ日」での 苔(コケ)の描写を紹介します。 冒頭から苔の登場です。 「前夜が雨だったせいか、 苔が濡れており、(中略) 靴底をすべらせ…

山苔が回復途上のシダの苔玉

シダと山苔(回復途上)の苔玉 シダと山苔の苔玉です。 一年前(2015年)に撮影した ヘッダー写真の真ん中に 写っている苔玉の 今の様子なのですが 状態が悪いのですよ。 まず苔(コケ)ですが 山苔(ヤマゴケ)といわれる ホソバオキナゴケです。 ガラス鉢…

モミジの苔玉のハイゴケは

ヤマモミジの苔玉(ハイゴケ) ヤマモミジの苔玉(こけだま)です。 ちょうど一年前に撮影した このブログのヘッダー写真の右に 写っている苔玉の今の様子です。 ヤマモミジは1年経過しても ほとんど変わりなく元気ですね。 もちろん剪定はしていますよ。 問…

街道をゆく18・苔を見たい

『街道をゆく18』は越前の諸道です。 実は三年前(2013年2月21日)の投稿 苔でおおわれた福井平泉寺の境内 に続いて二回目の紹介になります。 司馬遼太郎の『街道をゆく』を 苔、シダ、モミジ等の植物に注目して 読み直してみるきっかけとなった本です。 今…

モミジの赤い新葉と春紅葉

ヤマモミジの新葉 出猩々の春紅葉 小さな鉢植えのモミジたちも 新梢を伸ばし 新葉が広がりました。 ヤマモミジは(上の写真) 葉先にうっすらと赤みを帯びた きれいな新葉です。 ちなみに ヤマモミジとイロハモミジを 区別するのは難しいようです。 今のとこ…

双葉からモミジらしい新葉へ

イロハモミジ双葉から新葉へ イロハモミジの双葉の後から 切れ込みのあるモミジらしい新葉が 次々に広がり始めました。 最初の新葉が出てきたのは 四月に入ってすぐです。 モミジの種から芽が出始めたのが 三月の上旬でした。 三月下旬の双葉の様子を モミジ…

街道をゆく17・苔と海苔

『街道をゆく17』は島原と天草です。 苔(コケ)という文字が六回出てきます。 苔はコケ、ゴケまたはタイと読みますよね。 たとえば山苔ならヤマゴケと読み 蘚苔類なら、せんたいるい です。 しかしながら 海苔はうみごけ!ではなく、もちろんのり。 海苔は…

モミジの種から芽が出ました

イロハモミジの双葉 イロハモミジの種から 芽が出てきました。 イロハモミジの種を蒔いたのは 昨年(2015年9月23日)投稿した モミジのタネをまいてみます の後、9月下旬から10月上旬です。 芽が出たのは今年3月上旬なので モミジの種をまいてからほぼ半年 …

最も繁茂しているミズゴケ

『苔の話』という本を 久しぶりに読み直してみました。 著者の秋山弘之さんは 兵庫県立大学(准教授)と 兵庫県立 人と自然の博物館(主任研究員)で コケ植物の研究をされています。 この本を最初に紹介したのは 2012年の11月28日に投稿した 苔のテラリウム…

ハイゴケのテラリウムその後

ハイゴケのテラリウム(3月12日) ハイゴケの生長観察(3月12日) ハイゴケ(這苔)をガラス保存瓶を 利用した簡易テラリウムで育て 生長の様子を観察しています。 前回(2015年6月7日) ハイゴケは窮屈なのがいい? で紹介してから8カ月ほど経過。 ある程度…

街道をゆく16・叡山苔

『街道をゆく16』は叡山(えいざん)。 今回は期待どおり 苔(コケ)とシダ(羊歯)、さらに モミジ(カエデ)も登場します。 まずは苔(コケ)。 「石垣の町」より 比叡山のふもと 滋賀県大津市坂本にある 慈眼堂(じげんどう)を訪れた司馬さんが 歴代天台…

山苔とシダのガラス鉢植え

山苔と西洋シノブのガラス鉢植え もともとは小さな丸い 苔玉(こけだま)だったのが いつのまにか四角になったので ひとまわり大きなガラス鉢に 植え替えたのが昨年(2015年) の5月23日。 ミニ苔玉が四角になったので あれからもう9ヵ月経過しました。 写真…

シダのある国旗と国歌の苔

もしかしたらニュージーランドの国旗が かわるかもしれないのだそうです。 昨年2015年12月には国民投票により 新しい国旗の候補が選ばれました。 新国旗候補のデザインは ニュージーランドのラグビー代表 オールブラックスのロゴにもある 「シルバーファーン…

街道をゆく15・泥炭

『街道をゆく15』は北海道です。 残念ながら苔(コケ)は登場しません。 いろいろな植物が出てくるのですが 泥炭地についての記述がありました。 「新十津川町」より 「太古以来、 石狩川が氾濫して流域を変えたり、 遊水して沼地をつくったりして、 そのつ…

冬でも瑞々しい苔とシダ

プテリス(シダ)と苔の鉢植え お正月飾り用に 松の苔玉(こけだま)や 苔(コケ)を張りつけたミニ盆栽を よく見かけますよね。 お正月にも苔を愉しむ人が ふえているのでしょうか。 一月十五日の小正月が過ぎれば もう正月気分でもいられませんが 飾ってい…

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