モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

園芸&本

苔(コケ)の本2019年

今年(2019年)もまた 苔(コケ)や苔園芸の本が出版されました。 苔テラリウムの流行は続いているようです。 そして今年は数年ぶりに タイトルに苔玉、苔盆栽、苔盆景 とある園芸本が出ました。 苔玉(こけだま)、苔盆栽 根強い人気ですね。 まず1冊め。 …

苔(コケ)の本2018年

今年(2018年)もまた 苔(コケ)の本が出版されました。 今年は苔テラリウムが流行りのようです。 まず1冊目。 「苔ボトル」育てる楽しむ癒しのコケ図鑑 2018年4月 以前に見たような?と思ったら 「苔ボトル」シリーズの第2弾だそうです。 2冊目。 『部屋で…

苔(コケ)の本2017年

今年(2017年)もまた 苔(コケ)の本が出版されました。 ほんとにまあ毎年毎年 コケ植物、苔玉、苔に関する本が かならず出版されていますね。 苔ブームが続いているようです。 今年の一冊目 『知りたい 会いたい 特徴がよくわかる コケ図鑑』 発売日:2017…

苔(コケ)は手におえない!

チェコの生んだ最も著名な作家 カレル・チャペック不朽の名作 『園芸家12カ月 (中公文庫)』に シダと苔(コケ)の記述がありました。 「10月の園芸家」より 「隠花植物となると、すくなくとも シダ類を全部あつめたくなる。 ヒカゲノカズラ属だのコケ類だの…

麋角羊歯の吊り苔玉

夏には「つりしのぶ」を飾ると 涼しげで和風の趣もあります。 シノブ以外のシダ(羊歯)類を 苔玉にして吊ってもいいですね。 趣味の園芸(2017年7月2日放送)では 麋角羊歯(ビカクシダ)の吊り苔玉を 紹介していましたよ。 ビカクシダ(別名コウモリラン)…

苔(コケ)の本2016年

昨年(2016年)もまた 苔(コケ)の園芸本が出版されました。 毎年毎年 苔玉(こけだま)やコケ植物に関する本が かならず出版されています。 こんな植物も珍しいでしょうね。 やはり苔ブーム! が続いているのでしょうか。 最近では苔玉の人気に加え コケ植…

ベランダーのモミジ

ベランダーとは 「庭のない都会暮らしを選び、 ベランダで植物生活を楽しんでいる」 ベランダ園芸家のこと。 NHK BSプレミアムのテレビドラマ 『植物男子ベランダー』の原作本 『ボタニカル・ライフ―植物生活』 の「出版にあたって」のなかで 著者の いとう…

イロハモミジとヤマモミジ

イロハモミジとヤマモミジの葉 その違いがよくわからないので 『カエデ識別ハンドブック』で 改めて調べてみました。 まず モミジ(紅葉)と名のつくカエデの仲間は イロハモミジ(伊呂波紅葉) オオモミジ(大紅葉) ヤマモミジ(山紅葉) の3種類がよく知…

苔玉とコケの本(2015年まで)

『手軽に楽しむ 苔園芸コツのコツ苔玉・苔鉢盆栽・苔盆景・木付け・石付け・テラリウム・苔庭』2015年8月発行著者 手塚直人・岡田雅善 「苔ボトル」育てる楽しむ癒しのコケ図鑑2015年7月発行著者 戸津健治、佐々木浩之 『アレンジをたのしむ 苔玉と苔の本~…

コケ庭と苔文化の入門書

今年、2015年は苔(コケ)に関する本が たくさん発行されました。 そのなかの一冊 『苔三昧―モコモコ・うるうる・寺めぐり』 をご紹介します。 著者の大石善隆さんは、コケの生態学 庭園のコケ、日本文化とコケなどについて 研究をされている方のようです。 …

苔が育つという高級じょうろ

じょうろ(如雨露)は園芸やガーデニングに 欠かせないアイテムのひとつなのですが 近くの園芸店ではなんと1種類!だけしか じょうろを置いていませんでした。 ネットでさがしてみると 凄いじょうろがありました。 東京都墨田区にある根岸産業が作っている …

園芸に最小限必要なアイテム

植物と植木鉢さえあれば たったひとつの鉢植えからでも 楽しめるのが園芸やガーデニング。 でも植物を育てるためには どうしても必要なアイテムがあります。 まず絶対に必要になるのが 植物に水やりするためのジョウロ。 (セフティー3 トタン製 散水ジョー…

苔むした風合いのモスポット

植木鉢には様々な種類があります。 ガーデニングでは鉢やプランターなどを コンテナ(容器)と呼びますが コンテナガーデニングで使われる 鉢のひとつにモスポットがあります。 モスポットとは 苔(モス)の鉢(ポット)なのでしょうが アンティーク調に苔む…

植木鉢とコンテナ

園芸とは植物を育て愉しむこと だとすれば ガーデニングは庭作りを楽しむこと になるでしょうか。 ガーデニングにはもちろん 植物を育てる楽しみもあるでしょうが 庭やベランダや玄関先などを たくさんの植物や雑貨で 飾り付けるということが 大きな楽しみに…

フウラン(風蘭)と苔とシダ

風蘭(フウラン)の白い花 フウラン(風蘭)の花が いつのまにか咲いていました。 真っ白でちょっといい香りがします。 近くの園芸店で鉢植えを買ってから 三年目にして初めてです。 これまで一度も植え替えもせず 水だけあげていただけなので 一週間ほど前…

オモトだって苔玉あしらいに

江戸時代から現代まで愛好されてきた 伝統的な観葉植物のオモト(万年青)は めでたい植物だといわれています。 徳川家康が江戸城に入城するとき 三鉢の斑入りオモトを三河から携えてきて 床の間に飾ったのがはじまりだとか。 今日でも新築などのお祝いに オ…

盆栽と鉢植えの違いは?

盆栽(ぼんさい)の歴史をひもとけば もしかしたら 「盆栽」と「鉢植え」の違いが はっきりわかるかもしれないと 『盆栽の誕生』という本を 読んでみました。 この本の著者である依田徹さんは ”どのような植物であれ、 単純に鉢の中で育てれば、 それは「鉢…

苔玉用の配合土がケト玉です

苔玉(こけだま)じゃなくてケト玉。 ケト玉というのは ケト土を主体とした配合土を すぐに使えるように 団子状に丸めて保存しておいたもので 苔玉や石付き盆栽などに使用します。 ところで ハリネズミの背中が山苔になっている まるでオブジェのような苔盆…

水やり三年、苔はり十年

「水やり三年」という言葉は 知っていましたが なんとそれに続くのは 「苔はり十年」 という言葉だったのです。 盆栽の世界では常識とされている 言葉なのだそうです。 「水やり三年」とは 簡単そうに見える水やりですが 植物が水を欲しがっているのかどうか…

苔玉だけじゃない苔園芸

苔玉(こけだま)ともミニ盆栽とも 本の表紙には書いてありません。 苔(コケ)が主役のこの本 『苔のある生活』は 苔園芸の初心者向け解説書です。 苔園芸には もちろん人気の苔玉がありますが それだけじゃありません。 苔と小さな植物を鉢に植える苔盆栽 …

苔玉の用土はケト土が主流

苔玉(こけだま)やミニ盆栽を作るとき ケト土を主体とした用土を使うのが 主流というかほぼ決まりみたいです。 苔玉やミニ盆栽の作り方を 解説してある園芸書のほとんどで (もちろん一部例外もありますが) ケト土を使うとされています。 今年(2015年)の…

台風のときには苔玉を室内へ

シャクナゲ(石楠花)の新葉 先日の台風6号は 関東に近づく前に 温帯低気圧に変わりましたが 千葉県北西部の八千代市でも 暴風警報が発表され 深夜にかなり強い風が吹きました。 台風などで強い風が吹くときには 鉢植えなどが風で飛ばされ危険です。 また、…

苔盆景はケト土で形を作る

ミニ盆栽とタイトルにある園芸の本が 今年(2015年)の二月に 発行されていました。 『BONSAI 感じる・造る・飾る 四季のミニ盆栽』 この本の著者はおなじみの盆栽家 山田香織(やまだかおり)さんです。 江戸時代から続く盆栽清香園の五代目。 テレビ、ラジ…

苔の鉢に植えて作るミニ盆栽

盆栽は 十年、二十年と長く育てるもので 名品といわれる盆栽では 樹齢が百年以上になるものも けして珍しくないようです。 本格的な盆栽では 育て始めて十年に満たないものは まだ盆栽に仕立てている途中で 観賞するにはまだ早い! ということなのでしょね。…

苔をはらずに生やす盆栽

苔玉(こけだま)でもミニ盆栽でも 生長した苔(コケ)を切り取って はりつけるというのが普通です。 ところが 盆栽家の加藤文子さんは ご自身の本 『natural盆栽 小さなみどりの育て方』 の中で次のように書いています。 「ほかで生息する苔を移植して 見栄…

観葉植物を盆栽風に仕立てる

Eテレ『趣味の園芸』の5分前から 放送される『趣味の園芸ビギナーズ』 2015年2月22日(日)の放送は 心温まる冬の小さなインテリアプランツ 「盆栽風グリーンで和の趣」と題して 小さな観葉植物の盆栽風アレンジ について紹介されていました。 観葉植物を盆…

趣味園失敗しない苔玉の管理

『趣味の園芸』「コケ玉に愛を込めて」 (2015年2月8日放送)の雑感二回目。 前回の趣味園初めての苔玉作り雑感に 続いて今回は「失敗しない!管理方法」 の内容と、とりとめのない感想を。 苔玉(こけだま)を長く愉しむための 管理方法のポイントは コケ植…

趣味園初めての苔玉作り雑感

『趣味の園芸』 先週(2015年2月8日)の放送は 「コケ玉に愛を込めて」と題しての 初めての苔玉(こけだま)作りと 失敗しない管理方法についての内容でした。 心がいやされる苔(コケ)を 身近で愉しめる苔玉(こけだま)は この二、三十年で世界各地に広が…

農薬や化学肥料を使わない庭

日本でナチュラルな庭作りを展開している イギリス人ガーデンデザイナー ポール・スミザーさん。 去年(2014年)の12月に放送された 『プロフェッショナル 仕事の流儀』という テレビ番組で紹介されました。 ポール・スミザーさんの作る庭では 農薬や化学肥…

七十二候の植物

一年を七十二等分した七十二候。 去年(2013年)の十月下旬 第五十二候(霜降の初候) からはじめて 最後の第七十二候(大寒の末候) が今年(2014年)の二月上旬。 節分で二十四節気とともに一巡して 翌日の立春から 第一候(立春の初候)が再スタート。 そ…

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