モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

2017-01-01から1年間の記事一覧

苔(コケ)の本2017年

今年(2017年)もまた 苔(コケ)の本が出版されました。 ほんとにまあ毎年毎年 コケ植物、苔玉、苔に関する本が かならず出版されていますね。 苔ブームが続いているようです。 今年の一冊目 『知りたい 会いたい 特徴がよくわかる コケ図鑑』 発売日:2017…

イロハモミジ植え替え12月

イロハモミジ植え替え前 12月上旬 イロハモミジの実生苗を 12月7日に植え替えました。 モミジ・カエデの植え替えは 11月と12月が適期です。 このイロハモミジの実生苗は タネをまいた時から ずっとこのプラスチック鉢で 育ってきました。(上の写真左) 発芽…

モミジとフウの葉12月上旬

モミジとモミジバフウの葉12月 モミジバフウ(紅葉葉楓)が 黄色く黄葉していたので ひとつひろってきました。 先週12月8日のことです。 昨年(2016年11月18日)投稿の モミジの葉(11月中旬) ではまだ青々としていましたので モミジよりも紅葉するのが遅い…

ヤマモミジの紅葉2017年

ヤマモミジ(左)の紅葉 12月1日 ベランダのヤマモミジが 赤く紅葉しました。 写真左側のモミジが 葉が大きいヤマモミジです。 右側はイロハモミジです。 並べて比べてみると ヤマモミジの葉が大きいことが わかると思います。 イロハモミジの葉の色は うす…

イロハモミジの実生苗も紅葉

イロハモミジ実生苗の紅葉 イロハモミジの実生苗も 紅葉したようです。 うすい黄色に赤い斑 紅葉というより黄葉ですね。 わりときれいな色です。 今年の秋は 朝昼の寒暖差が大きかったせいか 赤く紅葉したモミジが多いのですが この実生苗は置き場所の微妙な…

街道をゆく40・苔のように

『街道をゆく40』は台湾です。 苔(コケ)が唐突に登場します。 「伊沢修二の末裔」より 「ふつうの言語は、 苔(こけ)や昆虫や人間の皮膚、 粘膜、細菌のように、 有機質(いきもの)である。」 有機質とは有機物を含んでいるもの。 有機物は生物由来の物…

ベランダのモミジ 紅葉2017

モミジの紅葉2017年11月17日 ベランダで育てている モミジが紅葉しました。 今年の葉の色は 黒みがかった赤?でしょか。 あまり美しくはありませんが この色は初めてですね。 去年の紅葉はどうだったかというと 2016年11月11日に投稿した ヤマモミジの紅葉(…

モミジのモヤシが紅葉か?

モミジモヤシ発芽から8ヵ月 紅葉? イロハモミジのモヤシを 植えてから8ヵ月経過した 実生苗の様子です。 イロハモミジのタネを 冷蔵庫で保存していたら 発芽してモヤシになっていたのを 鉢に植えたのがモミジのモヤシです。 ぜんぜん きれいではないのです…

街道をゆく39・黄葉

『街道をゆく39』はニューヨークです。 予想どおりですが残念ながら 苔(コケ)もシダも登場しません。 ほとんど植物の記述がないのですが 黄葉という言葉がありました。 「平川英二氏の二十二年」より 「その秋は、 むろんオールバニーの秋である。 黄葉し…

苔テラリウム容器替えその後

山苔の苔テラリウム10月27日 山苔(ヤマゴケ)の 苔テラリウムです。 先月(2017年9月15日)投稿の 苔テラリウムの容器替え で紹介してから1か月半ほど 経過した今日の様子です。 山苔の苔玉? というか苔の玉(ボール)を入れる ガラス容器を大きなものにか…

苔(コケ)は手におえない!

チェコの生んだ最も著名な作家 カレル・チャペック不朽の名作 『園芸家12カ月 (中公文庫)』に シダと苔(コケ)の記述がありました。 「10月の園芸家」より 「隠花植物となると、すくなくとも シダ類を全部あつめたくなる。 ヒカゲノカズラ属だのコケ類だの…

モミジと苔の鉢、10月中旬

モミジの鉢の苔(コケ)10月13日 モミジの鉢土の上に 生え広がった苔(コケ)。 いい緑色になってきました。 2017年8月下旬に投稿した モミジと苔の鉢、8月下旬 で紹介してから2ヶ月ほど。 上の写真は八月とほぼ同じ角度です。 以前生えていたジャゴケは す…

街道をゆく38・苔を食べる

『街道をゆく38』は北海道の北部 宗谷岬から北東部の知床半島まで オホーツク海沿岸の旅です。 苔(コケ)が意外なことで登場します。 まずひとつめの苔。 「マンモスハンター」より 「乾いた草原にすみ、草や苔、 木の実、草の実を食べていた おとなしい動…

苔とシダの苔玉テラリウム

苔玉(こけだま)をガラス容器に 山苔(ヤマゴケ)の 苔テラリウムふたつめは 苔玉(こけだま)に 仕立て直してみました。 ひとつめの山苔については 2017年9月15日投稿の 苔テラリウムの容器替え をご覧下さい。 苔玉になったふたつめの山苔も また大きめの…

モミジのタネは緑がいい

イロハモミジのタネ2017年 イロハモミジのタネをとる モミジ、カエデのタネは 九月の下旬には 緑色ですが熟しています。 今年もイロハモミジのタネを とってきました。 写真は今日タネをとった イロハモミジの様子です。 モミジの葉もタネもきれいです。 去…

苔テラリウムの容器替え

山苔(ヤマゴケ)の容器替え 山苔(ヤマゴケ)の 苔テラリウム 大きなガラス容器に 入れ替えました。 これまでのガラス容器 (上の写真左側)は 口の直径が8cm高さ12.5cm もう4年3カ月ほど この小さなガラス瓶の中で 生長を続けてきました。 これまでの様子…

街道をゆく37・苔や歯朶

『街道をゆく37』は本郷界隈です。 苔(コケ)とシダ(歯朶) それにモミジ(紅葉)も登場します。 まずは苔とシダ。 「無縁坂」より ”『雁』では「苔蒸した 石と石との間から、 歯朶や杉菜が覗いていた」といい” 東大医学部裏手の鉄門から 上野不忍池に向か…

室内で育つ山苔・九月

室内の山苔(ヤマゴケ)・九月 山苔(ヤマゴケ)の 苔テラリウムです。 ホソバオキナゴケの 苔ボールをガラス瓶に入れ 室内で育て始めて もう4年2カ月ほど経過 まだ生長を続けています。 前回この苔テラリウムを紹介したのは 今年(2017年)の2月17日に投稿…

モミジと苔の鉢、8月下旬

モミジの鉢の苔(コケ)8月25日 モミジの鉢植えに 苔(コケ)が数種類 生え広がっています。 六月まで鉢土に生えていた苔は 七月の暑さでほぼすべて 蒸れて赤茶けてしまいました。 そして八月は 雨や曇りが続き気温も低め その間に 苔が復活してきたようです…

街道をゆく36・葦、葭

『街道をゆく36』は本所深川と神田です。 残念ながら今回も 苔(コケ)もシダ(羊歯)もモミジも 登場しません。 ヨシ(葦・葭)の記述が何度かあります。 まずひとつめ。 「本所深川散歩 深川の”富”」より 「ある日、家康がここに鷹狩にきた。 当時、よしな…

モミジの苔玉のモミジは

イロハモミジ実生苗1年5カ月 モミジの苔玉(こけだま) いいですよね。 園芸書『苔玉と苔』にある モミジの苔玉の写真は なんともいえずクールです。 ぜひ、ひとつほしい という方も多いと思います。 そこで園芸店をさがしてみると どうでしょうね なかなか…

モミジのモヤシを間引き

イロハモミジ実生苗発芽から5ヵ月 イロハモミジのタネをまいて 発芽してから5ヵ月経過した 実生苗です。(最初の写真) 3ヵ月前に投稿した モミジ発芽から1年2ヵ月 3番目の写真と比べると ある程度は生長しています。 でもあまり葉の状態はよくありませんね…

街道をゆく35・栃の実

『街道をゆく35』はオランダです。 残念ながら苔(コケ)は登場しません。 オランダの風景といえば 風車とチューリップが思いうかびますが チューリップの原産地はオランダ ではなくトルコなのだそうです。 十七世紀初頭 フランスの植物学者がライデン大学に…

苔玉を初めて作るまえに

苔玉(山苔とアジアンタム) 人気の苔玉(こけだま)作り ですが 初めて苔玉を作るまえに 決めておいたほうがよいこと があります。 それは一時飾るだけなのか それとも できるだけ長く育てたいのかです。 もしも季節の花を飾るように 苔玉を作ったときの姿…

苔玉(こけだま)の作り方

苔玉(こけだま)作りは いま人気の苔園芸です。 苔玉は飾って眺めるだけでも もちろんいいものですが 自分で作った苔玉を育てるのは 愛着がわいて愉しみもひろがります。 苔玉を作るのは意外に簡単なのですが 苔玉の作り方には いろいろな方法があります。 …

モミジ発芽から1年4ヵ月

イロハモミジ実生ポット苗1年4カ月 イロハモミジの実生苗 発芽から1年4ヵ月経過。 梅雨入りの頃 モミジの生長は一段落 梅雨が明ける頃には 生長はひと休み のはずなのですが。 私が育てているイロハモミジたちは 地上からベランダに戻ってきて3週間 ベランダ…

麋角羊歯の吊り苔玉

夏には「つりしのぶ」を飾ると 涼しげで和風の趣もあります。 シノブ以外のシダ(羊歯)類を 苔玉にして吊ってもいいですね。 趣味の園芸(2017年7月2日放送)では 麋角羊歯(ビカクシダ)の吊り苔玉を 紹介していましたよ。 ビカクシダ(別名コウモリラン)…

モミジの魅力いろいろ

モミジ緑の葉と新葉6月30日 モミジの緑の葉にまじって 赤みを帯びたうすい黄緑の 新葉も広がっています。 写真はヤマモミジ のはずなのですが ヤマモミジの特徴を なにもみつけられません。 もしかすると イロハモミジかもしれませんね。 どちらにしても モ…

モミジと苔の鉢、ベランダに

モミジの鉢の苔(コケ)6月23日 モミジの鉢植えなどが 地上からベランダに ようやく帰ってきました。 写真はモミジの鉢植えに 生え広がった苔(コケ)。 今年(2017年)2月投稿の モミジの鉢に苔の蒴柄・二月 それから地上に降りた3月投稿の 苔の蒴ふくらむ…

街道をゆく34・石も苔も

『街道をゆく34』は大徳寺と 中津・宇佐です。 「大徳寺散歩」になんと四か所 苔(コケ)が登場します。 まずひとつめの苔。 「大徳寺散歩 念仏と禅」より 「石も苔も土も樹も、みな清らかで、 これは臨済禅とふかくむすびついている。」 大慈院の描写の一部…

©2012-2020 苔八(koke8)