モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ガラスを這いあがるハイゴケ-155.2

苔玉(ハイゴケ、プテリス) 10月28日から11月1日ごろは 七十二候の第五十三候 霜降(そうこう)の次候 霎時施(こさめときどきふる) のころです。 「こさめ」と読む 霎(しょう)という字は 小雨がぱらぱらと降るような 音を表しているようです。 ここ千葉…

二十四節気と七十二候で「気候」

二十四節気のなかの十八節気 霜降(そうこう)も過ぎたというのに 二つの台風とは。 秋も終盤にちかずいて 朝露にかわり霜が降りはじめる ころとされる霜降。 山々が美しい紅葉に彩られ いよいよ山粧(よそお)う 紅葉シーズン となるはずなのですが このと…

ハゼノキの紅葉。苔盆栽-25

苔盆栽(山苔、ハゼノキ) 今日は寒い朝でした。 紅葉の重要な条件の ひとつが「冷え込み」です。 最低気温が8度を下回る ようになってから 2~3週間後に 紅葉の見頃を迎えるそうです。 天気予報で その地域の最低気温を 注意してみていれば 紅葉の見頃が予…

ハイゴケの苔だるま、その後。-197

苔だるま(ハイゴケ) ハイゴケの苔のボールを ふたつ重ねて作った 雪だるま風の苔だるま。 前回2013年8月21日、 ハイゴケのトピアリー苔だるま で紹介してから1カ月半ほど 経過した現在の様子です。 前回の写真にあるとおり 大きめのガラス保存瓶に入れ 蓋…

苔(コケ)で巣を作る鳥

十月八日は二十四節気の十七番目 寒露(かんろ)です。 野草に宿る朝露が一段と冷たく輝き 秋の深まりを感じる頃とされています。 ところが 昨日、今日と関東地方は蒸し暑く 30度近くまで気温が上がり まるで真夏のようです。 朝、道端のクローバーには 朝露…

苔の花はコケの蒴(さく)です。苔玉-161

ホソバオキナゴケの蒴(さく) 「水打てば沈むが如し 苔の花(高浜虚子)」 この句で詠まれた苔が どんな苔なのかは わかりません。 しかし どの種類の苔であっても コケ植物(蘚苔類)には いわゆる花はありません。 苔は胞子(ほうし)を飛ばして 増えてい…

じっくり育てるなら山苔の苔鉢

苔八(山苔の苔鉢) 苔(コケ)を育ててみたい。 苔盆栽を作ってみたい。 そう思っている人が たくさんいらっしゃるようです。 人気のある苔玉(こけだま)ではなく 盆栽の土を隠す脇役としてでもなく 苔そのものが主役の園芸です。 苔の緑、葉の形や質感 そ…

会津の山々の紅葉

司馬遼太郎(しば りょうたろう)が 晩秋の会津を訪れたとき そのみごとな紅葉を絶賛しています。 「晩秋の会津盆地は、はなやかである。」 「列車が会津に近づくにつれ、 山々のあらゆる種類の落葉樹が、 あらゆる種類の赤とあらゆる種類の黄にいろどられ、…

裏側のハイゴケにも光をあてる。苔玉-160.2

苔玉(ハイゴケ、プテリス) 十月に入って、昨日今日と雨です。 一時的な雷雨ではない雨の日は なんだか久しぶりに思えます。 九月は秋晴れの日が じっさい多かったようです。 気象庁によると 九月の日照時間は 統計を取り始めた1946年以降で 東日本は二番目…

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