モミジ鉢植えの作り方
イロハモミジやヤマモミジなど
モミジ・カエデの鉢植えの作り方です。
カエデの仲間なら作り方は同じです。
『カエデ、モミジ 』を参考にし
実際に毎年モミジのタネから育てています。
モミジの鉢植えなら
ベランダの片隅でも
秋の紅葉はもちろん
四季とともに移り変わる
葉の変化を愉しめます。
モミジの鉢植えを作るのに必要なものは
モミジのタネまたは苗木
用土、鉢および肥料です。
タネまたは苗木:
タネから育てたいのであれば
をご覧ください。
苗木なら
晩秋に紅葉の色や根の具合を
確かめて選ぶとよいでしょう。
根の張りが良い(ポットが硬い)もの
鉢底の水抜き穴から根が見えるもの
を選ぶのがよさそうです。
用土:
赤玉土小粒5、桐生砂2、腐葉土3の配合
又は
赤玉土小粒7、腐葉土3の配合
鉢:
鉢は苗木の大きさに合わせた
大きすぎず小さすぎないサイズの
鉢を使います。
今よりもひとまわり大きな鉢です。
鉢の材質は駄温鉢が良いようですが
プラスチック鉢や素焼き鉢
盆栽鉢でも大丈夫です。
鉢の材質の違いにより
水やりの頻度はかわります。
肥料:
発酵油かすの固形肥料を用意します。
肥料の使い方については
モミジ鉢植えの育て方をご覧ください。
時期、間隔:
鉢植えの植え替えの最適期は
落葉後の11月から12月です。
鉢植えの植え替え間隔は
通常2年に1回です。
桐生砂を配合した劣化しにくい用土なら
3年に1回でも大丈夫です。
植え替え方:
鉢から株全体を用土ごと抜き取ります。
根鉢の周囲の土を大まかに
ピンセットや割り箸などで崩し
長すぎる根や傷んだ根は切り詰めます。
新しい鉢に株を入れ新しい用土を入れます。
根鉢の周囲をピンセットや割り箸で
突き込み用土のすき間をなくします。
鉢底穴から流れ出る水が
泥水でなくきれいになるまで
たっぷりと水をやります。
参考書籍:『カエデ、モミジ (NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月)』