モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

2017-01-01から1年間の記事一覧

モミジの葉を食べる虫

イロハモミジ(発芽2年目)とナメクジ モミジの葉がなにものかに 食べられているようです。 気づいたのは五月中旬ごろ 一部の新葉が虫食い状態に。 朝や夕方に観察していますが 葉に虫はみつかりません。 これまで うどんこ病が発生したことはありましたが …

ジャゴケの生長おそるべし

モミジの鉢のジャゴケ(6月) モミジの鉢土一面を 覆っているのはジャゴケです。 鉢の縁もだいぶ覆われてきて 外に飛びだしてきていますね。 昨年(2016年)10月2日投稿の ヤマモミジと苔(10月) 8カ月前の写真(下)と比べると 平面的に広がっていたジャゴ…

街道をゆく33・苔の下

『街道をゆく33』は奥州の白河と会津 そして東京の赤坂です。 「奥州白河・会津のみち」に二か所 苔(コケ)が書かれています。 まずひとつめの苔。 「奥州白河・会津のみち 二つの関のあと」 「小ぶりな空間のなかに歴史が 苔の下にもぐりこんで息づいてい…

ヤマモミジの葉は大きめ

ヤマモミジの大きめの葉と鉢土の苔 モミジ・カエデが 勢いよく生長する 新緑の季節です。 鉢植えのモミジも 新梢を伸ばしています。 モミジはこの時期に 芽摘みや剪定をします。 自然な樹形を愉しむことが多い モミジの鉢植えですが 不要枝の枝抜き剪定は必…

はじめて苔玉を手にしたら

山苔と観葉植物の小さめな苔玉 五月と六月は 苔玉(こけだま)のシーズンです。 苔玉が好きで自分で買ったり 材料をそろえて自分で作る人は 育て方も調べているでしょう。 でもこの時季は プレゼントされて はじめて苔玉を手にする人も 多いかもしれませんね…

モミジ発芽から1年2ヵ月

イロハモミジ実生苗1年2ヵ月 イロハモミジの実生苗 発芽から1年2ヵ月経過。 (最初の写真) すこし赤みを帯びた 切れ込みの深い葉が 広がっています。 苗の丈は10cmほどに。 今年(2017年)3月24日投稿の モミジ実生1年と2年目発芽 でも紹介しましたが 今年…

街道をゆく32・苔やシダ

『街道をゆく32』は阿波と紀ノ川流域。 苔(コケ)やシダ(羊歯)が登場します。 まずひとつめの苔。 「阿波紀行 地獄の釜」より 「境域には古い墓石が多く、 細川氏のあとの阿波のぬしである 三好氏の墓碑がいくつか苔むしていた。」 境域とは勝瑞城(しょ…

モミジの新葉と春紅葉

モミジの新葉と春紅葉4月21日 モミジの新葉が広がりました。 うすい黄緑で少し赤みがかった 葉(写真左側)はヤマモミジ。 真っ赤な葉(写真右側)は 春紅葉(はるもみじ)の 出猩々(デショウジョウ)です。 イロハモミジも新葉が開きました。 この春に発芽…

苔玉を室内で育てるなら山苔

苔玉(こけだま)を室内で育てる! 実は簡単にできるのです。 苔玉を作るのに使う苔(コケ)には ハイゴケ(這苔)をおすすめしています。 苔玉はベランダや庭など屋外で育て 室内に飾るのは2~3日までとする というのが一般的な解説です。 苔玉を外で育て…

モミジのモヤシが双葉に

イロハモミジのモヤシが双葉に4月上旬 イロハモミジの双葉が たくさん広がりました。 冷蔵庫の野菜室で 保存しておいたタネが 発芽したモミジの実生苗です。 このモミジの双葉は 野菜室の中で発芽してしまい モヤシになっていたものを そのまま植えてみたも…

苔玉(こけだま)作りの適期

人気の苔玉(こけだま)ですが 自分で作るのならいつがいいのか? 苔玉(こけだま)の作り方 に書いてありませんでしたので 追加しておきます。 もちろんいつ作ってもいいのですが 寒い冬や暑い夏はどうもね。 ということよりも 作った苔玉を長く愉しむので…

モミジ実生1年と2年目発芽

イロハモミジ実生苗1年と2年目の発芽 イロハモミジの実生苗 ようやく新葉が ひらきはじめました。 (上の写真) 発芽から丸1年経過 タネをまいてから 二度めの春です。 今春は気温が低いのか モミジの新葉がひらくのが 昨年より少し遅いようですね。 昨年(2…

苔の蒴ふくらむ・三月中旬

苔(コケ)の蒴ふくらむ 3月17日 苔(コケ)の蒴(さく)が ふくらみはじめました。 苔の中から細長く伸びたのが 茎のような蒴柄(さくへい)。 蒴柄の先についているのが 蕾のような蒴(さく)です。 コケ植物は胞子を飛ばして増えます。 胞子が入っている…

モミジの芽ふくらむ三月上旬

イロハモミジの芽がふくらむ3月9日 イロハモミジの実生苗 発芽から1年経過しました。 硬かった冬芽が 先週あたりから ふくらみはじめました。 (上の写真) モミジ・カエデは春分頃から 本格的な生育期に入ります。 芽がふくらみはじめたら 日陰に置いた鉢は…

街道をゆく31・苔モース

『街道をゆく31』はアイルランドの続編。 苔(コケ)の記述が三か所ありました。 まず一つめ。 「ケルト的神秘」より 「そのわずかな土に苔が、 緑えのぐのように べっとりと付着している」 「モース」 「ジョン・ライリー氏は近づいてきて、 私のてのひらの…

モミジの鉢に苔の蒴柄・二月

モミジの鉢に苔の蒴柄2月24日 ヤマモミジの鉢植えに生えた 苔(コケ)から蒴柄(さくへい)が たくさん伸びています。 コケ植物は蒴(さく)から 胞子を飛ばして増えます。 長く伸びた蒴柄の先端に 蕾のような蒴をつけるのですが まだふくらんではいませんね…

室内で育つ山苔・二月

室内の山苔(ヤマゴケ)・二月 山苔(ヤマゴケ)を ガラス保存瓶を利用した テラリウムで育てています。 コケリウム! というのでしょうか? ホソバオキナゴケの 苔ボールを作り ガラス保存瓶に入れ 室内に置いて育て始め はや3年8カ月ほど経過 なんとか生長…

街道をゆく30・鉢植えのシダ

『街道をゆく30』はアイルランドです。 イギリスの本島である グレートブリテン島の 西隣にうかぶ島ですね。 苔(コケ)とモミジは登場しませんが シダ(羊歯)の鉢植えが登場します。 「駅舎・空巣」より 「この店の特徴は、 観葉植物の多いことだった。 高…

室内の山苔と西洋シノブ・冬

山苔と西洋シノブ 2017年2月 山苔と西洋シノブ 2017年1月 山苔(ヤマゴケ)と西洋シノブを 室内のガラス鉢で育てています。 山苔はホソバオキナゴケが 徒長したもので 西洋シノブはダバリアです。 もともと小さな苔玉(こけだま) だったのですが 山苔が伸び…

苔(コケ)の本2016年

昨年(2016年)もまた 苔(コケ)の園芸本が出版されました。 毎年毎年 苔玉(こけだま)やコケ植物に関する本が かならず出版されています。 こんな植物も珍しいでしょうね。 やはり苔ブーム! が続いているのでしょうか。 最近では苔玉の人気に加え コケ植…

ベランダーのモミジ

ベランダーとは 「庭のない都会暮らしを選び、 ベランダで植物生活を楽しんでいる」 ベランダ園芸家のこと。 NHK BSプレミアムのテレビドラマ 『植物男子ベランダー』の原作本 『ボタニカル・ライフ―植物生活』 の「出版にあたって」のなかで 著者の いとう…

街道をゆく29・紅葉

『街道をゆく29』は秋田と飛騨です。 期待に反して苔(コケ)とシダは 一度も登場しませんでした。 紅葉の描写はありました。 「飛騨紀行 飛騨境橋」より 「岩も崖も白い。 急流が山脚の岩肌を 縞模様に彫りきざんだ奇勝で、 まわりの山々はことごとく 紅と…

冬の室内で育つ苔とシダ

冬のプテリス(シダ)と苔(コケ) ずっと室内で育てている プテリス(シダ)と苔(コケ)の 根洗い風ガラス鉢植えです。 プラスチックケースを利用した 簡易テラリウムにして 北側の窓際に置いてあります。 プテリス・ロウエリーは 葉の色が少しうすいです…

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