苔の蒴ふくらむ・三月中旬
苔(コケ)の蒴(さく)が
ふくらみはじめました。
苔の中から細長く伸びたのが
茎のような蒴柄(さくへい)。
蒴柄の先についているのが
蕾のような蒴(さく)です。
コケ植物は胞子を飛ばして増えます。
胞子が入っている袋が胞子嚢(のう)で
コケ植物では蒴といいます。
先月(2月24日)投稿の
ではまだ蒴柄が伸びているだけで
蒴はありませんでした。
ここ数日で蒴がふくらんだようです。
モミジの鉢土に生えてきた苔は
ギンゴケとホソウリゴケが
まざったものだと思います。
蒴の形や色は分類上の特徴で
コケ植物の種類によって様々です。
けれども未熟な私には
どの苔の蒴なのか
残念ながらわかりません!
苔の蒴がふくらむのは春と秋
花のように見える蒴もありますよ。
昨日今日とあたたかでした。
今日は彼岸の入り、もうすぐ春分です。
モミジの新葉がほんの少し
広がりはじめました。