モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

山苔の育て方(お世話)夏

今日(7月2日)は半夏生(はんげしょう)。

農作業の節目の日とされてきました。

 

関東地方では今週の後半から

真夏日や熱帯夜となり

本格的な夏になりそうです。

 

夏は苔(コケ)にとっても

きびしい季節です。

どうしても高温と強い日差しに

さらされるようになります。

 

高温と多湿により蒸れて弱ったり

それとは逆に乾燥して

からからに乾いてしまうことも。

 

苔鉢や苔玉(こけだま)の

夏の置き場所は

直射日光には絶対にあたらない

明るい日陰で

風通しの良い涼しい場所です。

 

冷房のきいた涼しい室内なら

エアコンの風が直接あたる場所はさけて

直射日光があたらない

明るい日陰に置きます。

室内が乾燥しているようであれば

コレクションボックスなどに

鉢ごと入れておくのも良い方法です。

 

水やりは

早朝か夕方の涼しい時間帯に

たっぷりと与えます。

ただし

日中の気温があがる時間帯に

過湿のままだと蒸れてしまうので

水のやりすぎにも注意します。

もちろん

日中の水やりはさけてください。

 

また夏場は

雑草が伸びる季節でもあります。

苔鉢や苔玉からも

雑草が伸びることがありますので

すぐに引き抜きます。

 

山苔の苔鉢や苔玉の中に

ハイゴケがからんで

伸びてくることもあります。

ハイゴケが小さいうちは

山苔の葉にまじって目立たないのですが

注意してよく見ておく必要があります。

もしみつけたら

すぐに引き抜いてください。

ほうっておくと

山苔がハイゴケに負けて

徐々に変色してしまいますよ。

 

暑い夏

人も苔も元気に乗り越えられますように。

 

次回は、秋のお世話についてです。

 

山苔の育て方もご覧ください。

 

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