モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

街道をゆく5・苔なし

街道をゆく5』はモンゴル紀行。

残念ながら苔(コケ)は登場しません。

しかし

モンゴルにもコケ植物はあります。

 

生物資源総合研究所の国別情報

「モンゴル 生物の多様性」によると

地理的にはシベリアのタイガから

中央アジアゴビ砂漠まで広がり

自然環境は

高山、タイガ、ステップ、砂漠など。

 

そして

コケ類は412種。地衣類は930種。

が確認されているようです。

 

タイガとはロシア語で

シベリアの針葉樹林のことですが

この地域にはコケ植物があります。

 

ちなみに植物は約3000種。

その内なんど100種以上が

絶滅の危機にあるそうです。

 

街道をゆく司馬さんらの一行は

八月の下旬、新潟から

旧ソ連ハバロフスクイルクーツク

そしてモンゴル(人民共和国)へ。

首都のウランバートルから

南のゴビ草原という行程。

 

「ゴビへ ゴビ草原」の章で

ゴビン・ハタン(ゴビの妻)と呼ばれる

花の匂いが紹介されています。

 

「人さし指ほどの丈のニラ系統の草が、

足もとで

ごく地味な淡紫色の花をつけている。

それがそのあたり一面の地を覆い、

その茎と葉と花が、

はるか地平線のかなたにまで

ひろがっているのである。

(中略)

一望何億という花が

薫っているのである。」

 

この風景と薫る匂いは

いつまでもそのままで

あってほしいですね。

 

今日も暖かな一日でした。

明日は啓蟄(けいちつ)

花粉がだいぶ増えてきたようです。

 

街道をゆく5』司馬遼太郎

街道をゆく 5 モンゴル紀行 (朝日文庫)

©2012-2019 苔八(koke8)