苔玉の大きさと形
昨日三月二十五日
東京の桜の開花宣言がありました。
平年より一日早く
統計史上最も早かった昨年よりは
九日遅いそうです。
「桜始開(さくら はじめてひらく)」
まさに桜が咲き始める時季
第十一候(春分の次候)になりました。
このあたり(千葉県北西部)の
桜も咲き始めました。
昨日はよく晴れたポカポカ陽気でしたが
今日はいわゆる花曇りとなりました。
今回は、苔玉(こけだま)の
大きさと形についてです。
苔玉を作るときには
まず大きさを決める必要があります。
植え込む植物の大きさや
苔玉を載せるお皿の大きさ
それと使う用土の種類などにも
関係するのですが
まずは作りやすさの点から
小さめのサイズをおすすめします。
片手の手のひらに載せて
両手でおにぎりをまるめるように
握ることができるサイズであれば
比較的簡単に苔玉を作れます。
少し小さめな私の手の場合で
直径約8cmほどの大きさになります。
(粘土のように形を作りやすい
ケト土を使わない方法で)
ピートモス主体の用土により
苔玉を作る場合は
10cmを越えるようになると
うまくまとまらなくなってきます。
大きめな苔玉の作り方については
またいずれ別の機会にします。
そして苔玉の形ですが
きれいなまん丸じゃなくて
少し重心が下になるように
したほうが座りがいいです。
苔玉の作り方、次回につづく。
あわせて苔玉の作り方もご覧ください。
桜が満開になるのももうすぐですね。
苔玉-210(写真右)
ハイゴケの苔ボール
苔玉の直径:約7cm
苔玉-211(写真左)
ハイゴケとタマシダ
苔玉の直径:約8cm
全体の高さ:約15cm