苔鉢盆栽の作り方(用意するもの)
苔鉢盆栽は簡単に作れます。
しかも、苔玉より育てやすいので
苔園芸入門に、おすすめです。
今回は山苔の張り苔での作り方です。
まず、用意するもの。
1.山苔
山苔は園芸店などで少量のパック詰めを購入します。
近所になければネットでも買えます。
乾燥した山苔の袋詰めもありますが、
これは使いません。
青々とした生きた山苔ですのでお間違いなく。
山苔には、ホソバオキナゴケと
アラハシラガゴケとがありますが
どちらでも大丈夫です。
きれいなうぐいす色か緑の苔を選びましょう。
2.鉢
小さめの陶器鉢(鉢穴あり)。
豆鉢などの小さすぎる鉢は
乾燥しやすいので避けた方がよいです。
大きな鉢も置き場所をとるし、
水やりもたいへんなので、やめましょう。
手のひらに収まるぐらいの
サイズがよいでしょう。
底に穴がある普通の植木鉢です。
穴がない鉢でも作れますが
作り方が違いますので、
今回は鉢底に穴がありている鉢にしましょう。
3.用土
赤玉土小粒、富士砂、ケト土 。
もしかするとケト土が置いていないかもしれません。
その場合はケト土無しでも大丈夫でしょう。
富士砂が無かったら川砂でもよいです。
他の土などは必要ありません。
赤玉土はふるいにかけてみじんを取ってください。
赤玉土と富士砂とケト土を
3:1:1の割合で混ぜあわせます。
これで用土の出来上がりです。
4.その他
鉢底ネット、園芸用のふるい(粗め、細め)
移植ごて(ミニシャベル)、土入れ、園芸ハサミ、
ピンセット、割り箸、ゴム手袋、そして霧吹き。
苔以外は、園芸店や100円ショップで購入できます。
ここまで準備できれば、あとは簡単です。
植え付け(張り苔)は次回です。