モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

苔玉用の配合土がケト玉です

苔玉(こけだま)じゃなくてケト玉。

 

ケト玉というのは

ケト土を主体とした配合土を

すぐに使えるように

団子状に丸めて保存しておいたもので

苔玉や石付き盆栽などに使用します。

 

ところで

ハリネズミの背中が山苔になっている

まるでオブジェのような苔盆栽を

よく見かけますよね。

 

景色盆栽の品品というお店が制作した

人気の苔盆栽のようです。

 

品品を経営する小林健二さんの本で

様々な風景を鉢の中に表現した

景色盆栽とともに紹介されていました。

 

ハリネズミの器はブロンズ製の鋳物で

ハリネズミの針に見立てた苔には

アラハシラガゴケを使っています。

 

ハリネズミの器には穴がないので

底に根腐れ防止剤を入れてから

最初に説明したケト玉を盛って

山苔をはってあるようです。

 

本で紹介されているケト玉の配合は

ケト土3:赤玉土1:富士砂1の割合で

緩効性肥料を加えたもの

となっていました。

 

どうやら苔玉や苔盆栽など

苔をはるときの用土には

ケト土を主体とした配合土を使う

ということのようですね。

 

ところで「趣味の園芸ビギナーズ」の

キャラクターが苔玉の親子

「コケぱぱ」「コケちび」になりましたね。

やっぱり苔玉は人気ものです。

 

 

ここにきて真夏日に熱帯夜、暑いです。

ながびくはずの梅雨はどこへ?

 

『はじめての景色盆栽』 著者:小林 健二

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