モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

水やり三年、苔はり十年

「水やり三年」という言葉は

知っていましたが

なんとそれに続くのは

「苔はり十年」

という言葉だったのです。

 

盆栽の世界では常識とされている

言葉なのだそうです。

 

「水やり三年」とは

簡単そうに見える水やりですが

植物が水を欲しがっているのかどうか

必要な水やりの回数や量がわかり

一人前に水やりができるようになるには

三年の経験が必要だということ。

 

そして「苔はり十年」とは

たった今はりつけた苔(コケ)が

まるで長い年月を経て

苔むしたようにはれるようになるには

十年の修業が必要だという

教えなのだそうです。

 

江戸時代から続く盆栽園「清香園」の

五代目を継ぐ盆栽家の山田香織さん

の本に書かれていたことです。

 

本格的な盆栽の苔は

鉢の上で育てるのではなく

展示する前にはる!ものなんですね。

 

苔玉(こけだま)の根鉢を

ハイゴケなどの苔でくるむように

カジュアルなミニ盆栽の場合に

簡単に鉢植えを引き立てるために

苔をはるものと勘違いしていました。

 

盆栽家ではない未熟な園芸家の私が

比較的新しい苔玉の解説はともかく

盆栽と名のつくミニ盆栽についての

解説をしていいものかどうか。

 

小さな和風の鉢植えを

ミニ盆栽とよんではいけないものか

盆栽と鉢植えの違いは何なのか

思案中です。

 

 

七月七日は小暑

暑気に入りましたが

まだ梅雨は明けていません。

 

七月に入ってからずっと雨や曇り

気温も低く梅雨寒が続きました。

昨日今日とようやく晴れて

ひさびさの夏日です。

 

体調をくずさないよう

気をつけたいですね。

 

「盆栽」が教えてくれる人生の答え 著者:山田 香織

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