シダが美しい季節の苔玉
今日は穀雨(こくう)
二十四節気の六番目
もう晩春ですね。
穀雨とは
春の雨が田畑を潤し
百穀の生長を助ける
という意味ですが
春の雨は穀物だけでなく
もちろん草花も潤し育ててくれます。
これからひと雨ごとに緑が深さを増し
鮮やかな新緑の季節へと移りかわります。
ハイゴケやプテリスなどのシダ植物が
もっとも美しくなる季節はもうすぐ
初夏が近づいています。
晩春から初夏にかけて
色とりどりの花をつける
躑躅(つつじ)は
昔から親しまれてきました。
躑躅と苔を詠んだ歌もあります。
「つつじ咲く苔のかよひぢ春ふかみ
日影をわけて出ずる山びと」藤原定家
近所の植え込みの躑躅は
たくさんの蕾をつけていて
いくつかの花を咲かせています。
明日は春の雨になりそうです。
苔玉-215(写真左)
ハイゴケ
プテリス アルボリネアータ
苔玉の直径:約8cm
全体の高さ:約18cm
苔玉-214(写真右)
ハイゴケ
プテリス エバージェミエンシス
苔玉の直径:約8cm
全体の高さ:約20cm