モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

苔玉(こけだま)Q&A

苔玉(こけだま)についてのQ&A

Q.苔玉の大きさは普通どのくらいですか?

A.苔玉にきまった大きさはありませんが
販売されているものでは直径約10cmくらい
苔玉が多いようです。
苔八の苔玉はちょっと小さめで
直径約6cmから8cmほどです。

 

Q.苔玉の植え込み植物や苔は生長しますか?

A.苔玉に植え込まれている植物にもよりますが
その植物の生長期にはあるていどは茎葉が伸びます。
ただし苔玉が小さい(用土の量が少ない)ので
どんどん大きく生長することはありません。
また苔も少しずつ生長しますが
苔玉自体が大きくなることはありません。
苔八の苔玉はシダとハイゴケの組み合わせが多いのですが
シダはせいぜい縦横に数センチ伸びるくらいで
ハイゴケはミリ単位で伸びるだけです。

 

Q.苔玉はどれくらいの期間生長しますか?

A.上手に育てれば何年でも生長します。
ただし多くの植物は2年ほどで植え替えして
苔玉を仕立て直ししたほうがよさそうです。
苔八の苔玉は2年目にはシダがひとまわり小さくなり
葉も少なくなります。

 

Q.育てやすい苔玉、室内で育てられる苔玉は?

A.樹木を植え込んだ苔玉は盆栽だと思えばよいと思います。
基本的に屋外で育て、ときおり室内に飾って愉しむものです。
上手に育てて長く愉しむにはその樹木についての知識や経験が
あるていど必要となります。
室内で育てられる丈夫な観葉植物を植え込んだ苔玉であれば
はじめての方でも育てやすいと思います。
苔八の苔玉は丈夫なシダの苔玉で半テラリウムにして飾るので
室内で育てることができますが、それでも時々は外の空気に
あてるようにします。

 

Q.旅行や出張で留守にするときの苔玉のお世話は?

A.一般的に3日までなら腰水(こしみず)という方法で
水につけておけば大丈夫です。
苔八の苔玉テラリウムもガラス容器に水を入れておけば大丈夫です。
4日以上の長期になる場合は、どなたかに預けておくことをお勧めします。

 

Q.苔玉の苔が茶色になってきたのですが、どうしてですか?

A.苔は置き場所や水やりなど環境が合わないと変色します。
また苔は環境の変化により一時的に変色することがあります。
苔の種類や状態により茶、黒、白に変色することがあります。
変色した苔が回復するにはかなり時間がかかります。
環境が合わない場合はそのまま枯れてしまい回復しません。
苔八の苔玉はガラス容器に入れて半テラリウムにしてありますので
苔にとってはよい環境になっています。
置き場所と水やりを間違わなければ緑のまま生長します。

 

Q.苔玉から根が飛び出してきました。どうしたらよいですか?

A.苔玉に植え込んである植物が元気に生長しているときは
苔玉から植物の根が飛び出してくることはよくあります。
そのままでもかまいませんが、じゃまなようであれば
飛び出した部分だけ切ってしまっても大丈夫です。

 

Q.苔玉にカビが生えました。どうしたらよいですか?

A.過湿な状態で風とおしの悪い場所にずっと置いておくと
苔玉の苔にカビが生えることがあります。
苔についたカビは綿棒などでそっと取り除き、苔玉を屋外に移動します。
置き場所は半日陰または明るい日陰で風とおしの良い棚の上などです。
しばらくの間そのまま置いておきます。
特に梅雨時などカビが生えやすい時季は
水やりの時にしばらく外に出しておくようにします。

 

Q.苔玉からきのこや草が生えてきました。どうしたらよいですか?

A.苔玉の苔の間からきのこが生えてきたり、
野草が生えてきたりするこはよくあります。
見つけたらピンセットなどで引き抜いてください。

 

Q.苔玉を自分ひとりで作ることはできますか?

A.苔玉を作るのは以外に簡単です。
苔玉の作り方を解説した詳しいガイドと
苔玉を作るための素材や道具がそろえば、
はじめてでも一人で作ることはできると思います。
これまで園芸の趣味のない方であれば
素材や道具をそろえるほうが大変かもしれません。
できるだけ簡単に作れる苔玉キットの利用をお勧めします。

 

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