モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

シンプルな苔鉢と苔玉瓶がおすすめ

苔玉、苔鉢、苔ボール瓶

苔玉、苔鉢、苔玉

苔の緑を気軽に楽しむなら

やっぱりシンプルな苔鉢や

苔だけの苔玉、苔ボールを

おすすめします。

 

苔の種類は山苔と呼ばれる

ホソバオキナゴケ、またはアラハシラガゴケです。

苔寺として有名な京都西芳寺の庭を覆う苔で

とてもきれいな緑色で独特の質感があります。

 

山苔はハイゴケなどの丈夫な苔に比べると

ちょっと気難しいというかデリケートな苔で

環境の変化により変色したり

ハイゴケが入ってくると負けてしまいます。

 

庭や陶器鉢に山苔を植え付けて

きれいな状態を維持するのは

手間をかけてお世話しないと

なかなか難しいかもしれません。

 

苔はちでは

できるだけお世話が簡単になるように

苔鉢、苔玉とも一種類の苔だけを使い

ガラス鉢やガラス瓶を容器にしてみました。

 

その理由は

きれいな緑を清潔感のあるガラス容器で

楽しむことができるということ。

深めの鉢や瓶の中は湿度を保ちやすく

苔にとって良い環境であること。

また、中が見えることにより

水やりの量がわかりやすくなり

お世話が簡単になることです。

 

さらにガラス瓶に蓋をしてしまえば

簡単なテラリウムになりますので

水分もほとんど蒸発しません。

水がある間は水やりの必要はありません。

季節や部屋の乾燥ぐあいによりますが

数週間から数か月に一度の水やりでよい

ので忙しい方でも大丈夫です。

もちろん山苔は

きれいな緑のままで楽しめます。

 

だだし、密閉したままだと

カビが生えてしまうことがあるので

1週間から2週間に一度くらいは

蓋を開けて様子をみたほうがよいでしょう。

 

一番お世話が簡単なのは苔玉瓶です。

その次が深めのガラス鉢の苔鉢。

 

山苔だけじゃシンプルすぎて

ものたりない方は

シダや観葉植物のある苔鉢や

苔玉が深めのガラス瓶やグラスに入ったもの

がよいとおもいます。

 

ある程度手間をかけて

苔を育ててみたい方は

陶器鉢の苔鉢や苔盆景を

作ってみるのもよいかもしれません。

 

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