ホソバオキナゴケの苔玉(こけだま)
苔はちの苔玉(こけだま)は
ホソバオキナゴケ(細葉翁苔)
またはハイゴケ(這い苔)の
どちらかを使用しています。
苔玉はすべてひとつひとつ手作りです。
球状の型などは使わずに
用土を手でまるめて作っていますので
まったく同じものはありません。
手作りの苔玉はハイゴケが
使われることが多いのですが
写真はちょっとめずらしい
ホソバオキナゴケの苔玉です。
ホソバオキナゴケは
山苔(ヤマゴケ)とも呼ばれ
苔寺の主要な苔として有名です。
短くてまっすぐに揃った葉と
こんもりとふくらむように
ゆっくりと生長するのが特徴です。
ホームセンターやスーパーで
観葉植物の苔玉を見かけます。
緑色に着色したミズゴケを
球状の型にまきつけてあります。
ホソバオキナゴケで作った
苔玉とくらべると
まったく別物といえるほど
苔の色や質感に違いがあります。
苔はちでは
みずみずしい緑の苔玉を
気軽に楽しんでほしいとの思いから
手作りの苔玉を紹介しています。