モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

苔玉(こけだま)を室内で手軽に楽しむ方法。

苔八(苔玉)

苔八(苔玉と観葉植物)

苔玉(こけだま)の置き場所は

基本的に屋外の風通しの良い

棚の上などというのが一般的です。

 

でも梅やモミジなどの盆栽風の苔玉じゃなくて

観葉植物の苔玉ならどうでしょう?

 

まず、日当たりについてですが

室内は植物にとってかなり暗い環境です。

直射日光があたらない窓辺の明るい場所が

明るい日陰になります。

 

半日陰や明るい日陰で育つ観葉植物なら

リビングなどで育てることができます。

 

苔(コケ)は多くの種類で

半日陰や明るい日陰を好みますから

日当たりの条件はクリアできます。

 

つぎに湿度の問題があります。

エアコンを使う室内は乾燥しています。

乾燥に強い植物以外はカラカラに

乾いてしまいます。

 

観葉植物にしても苔にしても

乾燥に強いもの、弱いものがあります。

苔は意外に丈夫で

乾燥してもすぐに枯れることはありません。

ただし、乾燥してしまうと

きれいな緑色でいてくれるとはかりぎません。

たいがいは、茶色っぽく(または白っぽく)

変色してしまって美しくはありません。

 

苔がみずみずしい緑でいるためには

あるていど湿度を保つ必要があります。

また、苔玉の場合は

水切れしないようにすることが大切です。

 

湿度と水やりの問題は

テラリウムとハイドロカルチャーの方法を

利用すればクリアすることができます。

 

苔玉を透明なガラス容器(瓶)に入れて

テラリウムにすれば湿度を保つことができます。

 

高い湿度を好む観葉植物の場合は

植物をまるごとガラス容器の中に入れて

蓋をできるようにすることもできます。

たいていは苔の部分だけを半テラリウムにします。

 

また、苔玉の下にハイドロボールとゼオライト

敷いてあげることにより、水を入れておいても

根腐れ・水腐れを防止する効果があります。

 

ガラス容器に入れた苔玉なら

涼しげでみずみずしいきれいな緑を

手軽に室内で楽しめますよ。

 

苔玉の育て方もご覧ください。

 

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