モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

信濃川源流には苔(コケ)

日本で一番長い川

信濃川(長野では千曲川)の源流は

甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)にあります。

 

甲州(山梨)、武蔵(埼玉)、信州(長野)

の境にあることから甲武信ヶ岳

名付けられたといわれる

秩父の山(標高2475m)です。

 

NHKにっぽん百名山という番組で

信濃川千曲川)の水源近くの様子と

苔むした森が紹介されていました。

 

美しい形のムツデチョウチンゴケや

小さな木のような形をした

フジノマンネングサなど

様々な瑞々しい苔が

岩や倒木などの上に広がって

細流沿いに緑が続いています。

 

信濃川の水源は甲武信ヶ岳

中腹2160m地点にあります。

 

日本一長い川の最初の一滴は

苔とシダと岩にかこまれた場所の

ダケカンバ(岳樺)の根元から

しみだすように流れ出ていました。

 

しみだした水は苔と岩を伝って

下流へとながれていきます。

 

苔から滴り落ちた一滴の水が

やがて大河となり

日本海に注がれるのは

およそ5日後だそうです。

 

 

今日は二十四節気の十一番目

小暑(しょうしょ)、

暦の上では梅雨が明け

本格的な夏に向かう頃です。

 

そして今夜は七夕なのですが

残念ながら雨空です。

なんだか毎年

雨だったり曇っていたりで

星は見えないことが多いですね。

 

天の川を見るのには

旧暦の七夕(八月)のほうが

よい時季なのでしょうね。

 

有名な仙台七夕まつり

旧暦だったころの名残で

月遅れの8月6日から8日に

毎年開催されています。

 

今日から暑気に入ります

梅雨明けはまだ先ですが

暑中お見舞い申し上げます。

 

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