モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

ヤマモミジの芽摘み(四月)

ヤマモミジの新梢(苔盆栽)

ヤマモミジの新梢(苔盆栽)

ギンゴケの蒴(さく)

ギンゴケの蒴(さく)

今日は清明(せいめい)

二十四節気の五番目です。

 

桜花爛漫。清浄明潔。

天地万物が清らかで

生き生きとする頃です。

 

モミジ(ヤマモミジ)は

四月になると本格的な

生育の時季に入ります。

 

私のヤマモミジの中には

三月の下旬頃から

どんどんと新芽が

伸びてきたものもあって

これらのヤマモミジは

いまは新梢から新葉が出ています。

 

この時季、新梢が伸びてきたら

樹形を整えるために

芽摘みを行います。

 

新梢は柔らかいので

指先で簡単に摘み取れます。

 

どんなふうに伸びるか考えながら

好みの樹形になるように

ちょうどよいところで摘み取るのですが

慣れないとなかなか難しいですね。

 

それとこの時季のヤマモミジは

とても生長がはやく

一日見逃しただけでも

かなり新梢が伸びるので

毎朝楽しみながら眺めては

タイミングを逃さずに

芽を摘むようにします。

 

この鉢の鉢土の表面には

ギンゴケが生えていて

緑で覆いつつあります。

 

よく見るとギンゴケから

蒴柄(さくへい)が伸びて

膨らんだ蒴(さく)がみえます。

 

これからどんどん

ギンゴケも増えていくでしょう。

 

苔盆栽-100

ヤマモミジの寄せ植え(五本)

ギンゴケ

陶器鉢(丸い茶色)

全体の高さ:約18cm

 

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