苔の蒴(さく)熟す五月
モミジの鉢植えに生え広がった緑の苔から
茶色の蒴柄(さくへい)がたくさん伸びて
先っちょにも茶色の蒴(さく)が膨らんでいます。
蒴が乾いているときにたまたま触れたら
白い煙?のようなものが出てきました。
多分それは苔の胞子なんでしょうね。
春から初夏にかけて蒴が熟して
胞子を飛ばす種類の苔があるようです。
この鉢土に生えた苔もそうなんでしょう。
苔の種類はわかりませんが。。。
一月頃から伸びはじめた蒴柄と蒴は
はじめ赤っぽい色をしています。
春になり
生長するにつれ蒴柄と蒴は全体が緑色になります。
最近気づくと
いつのまにか全体が茶色になっていました。
このところの暑さで枯れてしまったのか?
なんて思っていましたが
蒴が熟す時季には茶色になるんですね。
この鉢植え(下の写真)の苔は
ほとんどが最初の鉢(上の写真)と
同じ種類のようです。
どちらの鉢も
いくつかの種類の苔がまざってますが
蒴柄と蒴はまったく同じ状態ですね。
ちなみに
あきらかに違う種類の苔が生えている鉢には
蒴柄はみあたりません。
苔の名前なんかわからなくても
見ているだけで愉しいですよ。
昨日も今日も夏日でした。
モミジの新梢はどんどん伸びています。
明日はこの時季らしい気温になりそうです。