モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

夏に弱ったホソバオキナゴケ。苔玉グラス-158

苔玉グラス-158

苔玉グラス(ホソバオキナゴケ、プテリス)

158g-20130828c

こちらのガラスコップに入った

ホソバオキナゴケとプテリスの

苔玉(こけだま)は

今年の6月19日に紹介した

苔玉グラス-158です。

 

この苔玉グラスは

梅雨明けから夏の間ずっと

室内の窓辺近くに置いてあります。

直射日光があたらない明るい日陰で

エアコンの風もあたらない場所です。

 

ガラスコップが半テラリウムになり

ある程度は湿度を保てますが

それでもエアコン使用中は

湿度が下がり乾燥するので

3日に1回のペースで

すこしだけ多めに水やりしました。

 

プテリスは元気よく伸びましたが

ホソバオキナゴケのほうは

色がところどころ悪くなっていて

夏の間に弱っているのがわかります。

 

山苔とよばれる

ホソバオキナゴケやアラハシラガゴケは

蒸れにはとても弱いので

高温多湿の夏のお世話は

特に注意する必要があります。

 

短時間に蒸れたときは黒ずんだ白に変色して

もう回復できなくなります。

逆に乾燥したり風で葉がいたんだりすると

葉先が茶色に変色してきます。

 

この苔には蒸れや乾燥による傷みは

ありませんが、全体に黒ずんで見えます。

すこし過湿ぎみで弱っているようです。

 

でもこのぐらいの状態であれば

大丈夫、これから徐々に回復します。

 

手間がかからないハイゴケも良いですが

世話がやける山苔も愛着がわきますよ。

 

9月、10月と涼しくなるにつれ

また梅雨時のような

きれいなうぐいす色に戻ってくれるでしょう。

そのころにまた紹介したいと思います。

 

苔玉グラス-158

ホソバオキナゴケ(栽培)

プテリス

グラス(小)

 

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