ホソバオキナゴケの蒴(さく)。苔玉-161
この苔玉(こけだま)の苔
ホソバオキナゴケから
蒴(さく)がたくさんでています。
苔玉の表面が点々と
なんとなく茶色っぽくみえますが
これは苔が変色しているのではなく
苔の先端が傷んでいるのでもなく
すべて蒴の色です。
コケ植物(蘚苔類)は
シダ植物と同様に種ではなく
胞子(ほうし)でふえます。
苔の葉の間から
蒴柄(さくへい)という
葉のない茎のようなものが伸びて
その蒴柄の先端に
ややふくらんだ部分ができます。
これを蒴(さく)といい
この蒴で胞子がつくられます。
この苔玉を2013年6月7日(苔玉-161)に紹介したときには
蒴はまったくありませんでした。
8月上旬に少しずつ伸びているのに気がつき
徐々に増えて現在の状態になっています。
このホソバオキナゴケは
7月、8月の猛暑にもかかわらず
比較的よい状態を保っています。
元気が良い苔だからこそ
たくさんの蒴ができて
胞子を作っているのでしょうね。
素人の私が撮ったこの写真では
ちょっとわかりにくいかもしれませんね。
写真がまずくて、ごめんなさい。
写真の腕前を上げるべく精進します。
或いは今の古いカメラから
最新のカメラに取り替えるべきか。
苔玉-161
ホソバオキナゴケ(栽培)
ヘデラ
ガラス鉢(丸型)