山苔の育て方(お世話)早春
苔(コケ)の植え付けに適した季節は春と秋です。
高温多湿の夏と、寒さで休眠する冬は
植え付けには適しません。
春先からは植え付けた後に、
新芽が伸びて定着しやすくなります。
植え付けた苔が真夏になる前に定着して、
夏の暑さに耐えられるようにします。
春先に注意することは
やはり気温の上昇による蒸れです。
2月に入り、立春を過ぎて
中旬から下旬にもなると
最低気温がマイナスになることもなく
日中の気温はかなり高くなってきます。
日差しも少しずつ強くなってきますので
直射日光による蒸れには要注意です。
新芽が伸びるには、適度な湿気も必要です。
乾燥しないようにも注意します。
冬の間、室内で弱って変色した苔は
外に出して半日陰に置きます。
水をあげ乾燥させないようにして
新芽がでてくるようにします。
早春、苔の緑を楽しむには
保温と保湿のためケースに入れる。
やはり蒸れとカビには注意。
1週間に2度か3度、外に出して水をやる。
ただし、冷たい風にさらさないこと。
乾燥しないようにして発芽を促す。
次回は、春の生長期のお世話についてです。
山苔の育て方もご覧ください。