モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

山苔の育て方(お世話)早春

苔(コケ)の植え付けに適した季節は春と秋です。

高温多湿の夏と、寒さで休眠する冬は

植え付けには適しません。

春先からは植え付けた後に、

新芽が伸びて定着しやすくなります。

植え付けた苔が真夏になる前に定着して、

夏の暑さに耐えられるようにします。

春先に注意することは

やはり気温の上昇による蒸れです。

2月に入り、立春を過ぎて

中旬から下旬にもなると

最低気温がマイナスになることもなく

日中の気温はかなり高くなってきます。

日差しも少しずつ強くなってきますので

直射日光による蒸れには要注意です。

新芽が伸びるには、適度な湿気も必要です。

乾燥しないようにも注意します。

冬の間、室内で弱って変色した苔は

外に出して半日陰に置きます。

水をあげ乾燥させないようにして

新芽がでてくるようにします。

 

早春、苔の緑を楽しむには

保温と保湿のためケースに入れる。

やはり蒸れとカビには注意。

1週間に2度か3度、外に出して水をやる。

ただし、冷たい風にさらさないこと。

乾燥しないようにして発芽を促す。

次回は、春の生長期のお世話についてです。

 

山苔の育て方もご覧ください。

 

©2012-2020 苔八(koke8)