山苔がうぐいす色になりました。苔鉢-178
今日は秋分の日、
秋のお彼岸の中日です。
これから少しずつ
昼が短くなり
夜が長くなって
秋が深まっていきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」
昔から言われているとおり
今年の夏の暑さも
ようやく峠を越えたようです。
空気は乾燥して
からっとして爽快
吹く風には
涼しさを感じるようになりました。
苔(コケ)にとっても
ようやく快適な季節になります。
山苔はこの苔本来の
きれいなうぐいす色になってきました。
写真は苔盆景風の
アラハシラガゴケ(山苔)の
苔鉢です。
前回、9月6日(苔鉢-178)に
紹介したときの写真と比べてみると
緑が微妙にうすくなっています。
どちらの色でも
山苔はとてもよい状態で
空気の湿度や
水やりのぐあいによって
山苔の色は微妙に変化します。
おおむね11月ごろまでは
このようなうすい緑でいながら
ほんの少し生長もします。
この秋は小さな苔鉢で
山苔の緑を愉しんでみては
いかがでしょうか。
苔鉢-178
アラハシラガゴケ(山苔)
陶器長方型盆栽鉢 釉薬6.0号