苔とモミジと苔玉

ベランダ・室内で愉しむ作り方と育て方

街道をゆく10・苔と羊歯

街道をゆく』シリーズの10冊目です。

 

街道をゆく10』は

羽州街道(山形)と佐渡のみちです。

 

苔(コケ)とシダが登場します。

 

まずは苔。

佐渡のみち あつくしの神」より

 

佐渡空港からタクシーに乗って

司馬さん一行が訪れたのは

森の中にある

熱串彦(あつくしひこ)神社です。

 

リンク先の写真は

司馬さんが訪れた頃と変わらずに

残されている風景なのだそうです。

 

「社殿の板も柱も、

苔(こけ)に映えて

いちように蒼寂びている。」

 

苔の様子がわかる写真は

残念ながらみつかりませんが

社殿は古びた趣があるようですね。

 

つぎはシダ。

佐渡のみち 室町の夢」より

 

蓮華峰寺(れんげぶじ)への小みちにて

「小径の両側は土手で、

多種類の羊歯(しだ)が、

湿った土の壁を分厚くかざっている。」

 

ここではシダの漢字が「羊歯」です。

最初は「歯朶」でした。

つぎはひらがなで「しだ類」

毎回違う書き方をしていますね。

 

苔もありました。

帰路に通った別の小みちにて

「老杉(ろうさん)の下のにいたるまで

人の手が行きとどいているように思えた。」

 

杉の老木の根元に生える苔なら

山苔とよばれるホソバオキナゴケ

かもしれませんね。

 

 

明日は大暑

暦どおりの暑さです。

 

街道をゆく10』司馬遼太郎

羽州街道

佐渡のみち

街道をゆく 10 羽州街道、佐渡のみち (朝日文庫)

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