モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

ハイゴケは窮屈なのがいい?

苔テラリウム(ハイゴケ)

苔テラリウム(ハイゴケ)

ハイゴケの観察(6月7日)

ハイゴケの生長観察(6月7日)

ハイゴケのボトルテラリウム

ハイゴケのボトルテラリウム

ハイゴケ(這苔)は

その名前の由来どおり

這うように生長する苔です。

 

ガラス瓶の中であれば

ハイゴケはガラス面を這うように

上に向かって伸びてゆきます。

 

上の写真はハイゴケの苔ボールを

ガラス保存瓶の中で育てている

簡易テラリウムなんですが

生長したハイゴケの先端が

ガラス面に張り付いて

上に伸びています。

 

苔ボールとガラス瓶の間に

ある程度の空間があるためか

ハイゴケの生長はまばらで

密生はしていません。

 

まんなかの写真のテラリウムは

生長観察中のハイゴケです。

 

去年(2014年)の10月19日

テラリウムのハイゴケ、その後

で紹介してから8カ月ほど経過しました。

 

写真ではあまり変化がわかりませんね。

ほんの少しずつですが生長はしています。

でもどんどん伸びるわけではないですね。

 

そして下の写真のボトルテラリウムは

やはり去年(2014年)の7月16日

ハイゴケは必ず這うとは限りません

で紹介してから11カ月ほど経過もの。

 

ハイゴケはガラス瓶の中でさらに伸び続け

ぎゅうぎゅうに密生している状態です。

 

生長したハイゴケのマットと同じように

下のほうは茶色になってきています。

 

そろそろこのガラス瓶から出して

植え替えというかボトル替え?

したほうが良さそうですね。

 

ちなみにこれらの苔テラリウムは

室内ではなく屋外に置いてあります。

 

ハイゴケは山苔と違って

室内の明るさでは生長できないようです。

 

本当は少し陽にあたるように

半日陰に置いてあげれば

もっと生長するのでしょうが

蓋を閉めたままにしてあるので

高温で蒸れてしまわないように

明るい日陰に置いてあります。

 

ハイゴケという苔は

明るさなど他の条件が同じなら

空間に余裕があるときよりも

ちょっと窮屈な状態のほうが

生長が早いのかもしれませんね?

 

生長観察はつづく。

 

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