モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

冬を室内窓際で過ごした山苔

苔テラリウム(ホソバオキナゴケ)

苔テラリウム(ホソバオキナゴケ)

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山苔(やまごけ)と呼ばれる

ホソバオキナゴケ(細葉翁苔)は

室内だけで一年中育てても

きれいな緑のままで

少しずつですが生長します。

 

写真は昨年(2014年9月14日)の

投稿(夏をテラリウムで過ごした山苔)から

ほぼ半年となる今日の様子です。

 

この冬を室内の窓際に置いた

ガラス瓶の中だけで過ごしました。

 

写真でもわかると思いますが

苔(コケ)はとても良い状態で

きれいな黄緑色をしています。

 

良く見るとほんの少しですが

苔の葉が伸びているようです。

 

この苔テラリウムは

ホソバオキナゴケの苔ボールを

ガラス保存瓶に入れて蓋をしただけの

とっても簡単なボトルテラリウムです。

 

ほぼ同じものがふたつあります。

 

ひとつは南向きの部屋の窓際に

置いていあるもの。(写真のもの)

もうひとつは北側の部屋の窓際に

置いてあるものですが

どちらの苔も同じように

良い状態を保っています。

 

どちらも棚に置いてあるだけで

照明をあてるなど特別なことは

一切していません。

水やりも二、三カ月に一回だけ

今年に入ってからの水やりは

まだ一度だけです。

 

ちなみに

これはボール状の形をしてますが

形に関わらず平らでも同じように

良い状態で育てることができます。

 

日陰に強いホソバオキナゴケなら

簡単なものでもテラリウムにすれば

室内だけで窓際に置いたまま

ほとんど手間をかけずに

緑を愉しむことができますよ。

 

 

今日は春分で彼岸の中日。

今年はまだ春一番がふいていません。

このところ暖かい日が続きましたが

来週は寒の戻りがありそうです。

 

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