苔とモミジと苔玉

ベランダ・室内で愉しむ作り方と育て方

農薬や化学肥料を使わない庭

日本でナチュラルな庭作りを展開している

イギリス人ガーデンデザイナー

ポール・スミザーさん。

 

去年(2014年)の12月に放送された

プロフェッショナル 仕事の流儀』という

テレビ番組で紹介されました。

 

ポール・スミザーさんの作る庭では

農薬や化学肥料を一切使わない

のだそうです。

 

植物たちがみずからの力で

たくましく季節を織り成すその姿は

「自然より自然らしい理想の庭」

と評されるのだとか。

 

スミザーさんのナチュラルな庭とは

自然をお手本にした庭。

 

”植物の性質を知り、

その植物たちが好きな場所に植えること。

太陽の光と雨水と有機質たっぷりの土だけで

たくましく生きる自然の植物と同じように、

化学肥料や農薬に頼らないことも含めての

ナチュラル」”

 

そして

スミザーさんがお手本にする自然は

”人の手の入らない原生林ではない。

人と共生する「自然」。雑木林の里山

だそうです。

 

イギリス南東部バークシャー州の

田舎町で生まれたスミザーさんは

幼い頃から植物に興味を持ち

英国王立園芸協会ウィズリーガーデンで

園芸の基礎を学びました。

 

そこで日本生まれの植物に出会い

変化に富んだ葉や印象的な色の

草木のとりこになったのだそうです。

 

19歳で来日。

それから25年

身近な野山を歩いては

日本の植物の観察調査を

ずっと続けているとのこと。

 

流暢な日本語で冗談を飛ばす

スミザーさんに興味がわいたので

まずは一冊読んでみました。

 

著者の紹介では

ガーデンデザイナー

そして、ホーティカルチャリスト

とあります。

 

ホーティカルチャリストとは

あまり聞きなれない言葉ですが

園芸家という意味です。

趣味の園芸でなく

学術的な園芸学の意味合いのようです。

 

本のあとがきより抜粋

「元気なときもつらいときも、

どんなときもナチュラルな庭が

自分のそばにあるって、

心強いものだよ。」(Paul Smither)

 

スミザーさんのナチュラルな庭が

近くにあればいいのだけれど

たとえ庭がなくても

ベランダや室内でも

小さな緑がそばにあれば

少しはほっとできますよ。

 

ベランダや室内で愉しむ植物は

農薬や化学肥料をつかわず

日光と水だけで育てたいものです。

 

立春を過ぎ暦のうえでは春ですが

もうすこし厳しい寒さが続きそうですね。

 

参考書籍: 『ナチュラルな庭づくり 四季を感じる宿根草と手間いらずの庭木で』 ポール・スミザー

 

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