モミジと苔

ベランダで愉しむ作り方と育て方

赤玉土、ふるいにかけて水はけよし

苔玉(ハイゴケ、プテリス)

苔玉(ハイゴケ、プテリス・エバージョミエンシス)

苔玉(こけだま)を作るにしても

ミニ盆栽や苔盆栽を作るにしても

まずは用土が必要です。

 

そして園芸の用土といえば

赤玉土(あかだまつち)が基本。

 

赤玉土は園芸店や最近では100円ショップでも

入手できます。(園芸店のほうが割安です。)

赤玉土には大粒・中粒・小粒があるのですが

苔玉ミニ盆栽に使うのは小粒です。

 

赤玉土は簡単に入手できますが

そのままでは使いません。

必ずふるい(篩)にかけて

みじん(微塵)を取り除きます。

 

赤玉土は通気性や排水性に優れている」

というのはみじんを取り除いたときのはなし。

みじんがあると水はけが悪い土になって

濡れればどろんこ状、乾けばカチカチという

最悪の用土になってしまいますよ。

 

赤玉土、ふるにかけて水はけよし」

 

それから小粒といっても

粒のサイズがきれいに揃ってはいないので

できればみじんを取り除いてから

さらにもう一度、網目の違うふるいにかけて

細粒と小粒にわけた方が

とても使い勝手のよい土になります。

ひと手間かける価値ありますよ。

 

苔玉ミニ盆栽の用土は

ほとんどの場合

赤玉土を単独で使うのではなく

何種類かの土や砂を混ぜて

用土を作ります。

 

このときに用土に混ぜるのは

赤玉土の細粒を使うことをお勧めします。

 

写真は二年目の苔玉です。

昨年(2013年)の10月2日に

紹介(苔玉-160)から8カ月以上経過。

 

ハイゴケもプテリスも状態はまずまず

ですが

プテリスの葉はちょっと少なめで

ひとまわり小さくなっています。

 

自分で育てているからなのか

愛着がわいて二年目の苔玉

気に入ってます。

 

今日は夏至(げし)です。

昼がもっとも長く夜がもっとも短い日。

まだまだ梅雨の真っ盛りです。

 

園芸用語集のページ作成しました。

まだまだ作成途中ですが参考にしてくださいませ。

 

苔玉-160

ハイゴケ

プテリス・エバージョミエンシス

苔玉の直径:約6cm

全体の高さ:約12cm

 

©2012-2020 苔八(koke8)